ただ、だらだらと過ごす。

 

川を眺めているだけの日。

 

時間が溶けていく。

 

見えているようで何も見ていない目。

 

安らぎを感じる。

 

ちょっと湿っぽい風がカーテンを揺らす。

 

その風を吸い込んで、自分が何物でもないことに気がつく。

 

そしてこんな思考もやがて風のように過ぎ去って、忘れてしまう。